だがそれ以上はやはり刺激がなければどうにもならない。
ナジムは唇を噛みしめながら懸命にこらえている。
するとカマールは焦れてきたようにナジムの蕾に触れ始めた。
「はっ・・やぁ・・んん」
蕾の入口を人差し指の先端だけで触れる。
それだけじゃ足りない。
浅ましくその指にまとわれつくナジムの蕾にカマールは言葉で攻めはじめた。
「王子様のここは俺の指を美味しそうに頬張って・・・ん?もっと欲しいのかな?指じゃ食えないからもっと食えるもの食わせてやろうか」
カマールがテーブルの上に置かれているバナナを手にした。
なぜこんなところにそんなものがあるのか不自然に感じていた。
カマールはバナナの皮を剥く。
「さあ、王子様食べてください」
バナナをナジムの蕾に押しつけた。
ヒヤリと冷たい感触がして、カマールが押しつける。
だが、バナナじゃ柔らかくてまだ堅いナジムの蕾には入らない。
だが、カマールはバナナをナジムの蕾にたっぷりと塗る。
べたべたになった尻にカマールの舌が伸ばされた。
「やっ・・だめっ・・」
舌先がナジムの窄まりを舐め始めた。
ぴちゃぴちゃと音を立てながらわざとらしく舐めていく。
ナジムの腰が揺れた。
「もぅ・・・やめって・・ああん・・・」
懸命に腰を持ち上げて逃げようとするが、カマールはナジムの両方の足をしっかりと押さえつけていた。
「ひぃっ・・!」
カマールが舌先を蕾にねじ込む。
少しだけ蕾がひくついてもっと奥へと導く。
するとカマールは指先をそこに入れはじめた。
「んっ・・・あっ・・はぁん」
ナジムは甘く鼻にかかる声を上げていた。
カマールはもう止まらずに懸命にナジムの中に入れた指先を揺らす。
「んんっ・・もっと・・・」
つい物足りなくてナジムはそんなことを口走ってしまった。
カマールはそれを聞き逃さなかった。
「もっと何?」
「もっと・・奥・・・」
その言葉にカマールが微笑む。
「指じゃこれ以上は無理だな・・・何がいい?」
「あっ・・・もっと長いので・・・もっと太いの」
「こりゃあ、大した王子様だ、腰振りながら、太くて長いの欲しいって言われれば」
とカマールが軍服のズボンのベルトを外す。
やがて下着から自らの楔を取り出した。
「こっちもすっかりその気になっちまうよな。いいか、王子様が誘ったんだぜ」
カマールが半分堅くなった楔をナジムの唇に押しつけた。
「舐めろ」
ナジムは虚ろな瞳で口元に差し出されたカマールの雄に舌を伸ばす。
だがカマールはナジムの頭を押さえながら口の中へ雄をねじ込む。
「んぐっ・・ふっ・・」
ナジムは苦しそうな顔でカマールの雄を口に咥えると、奉仕をはじめた。
「うまいじゃねぇの・・アサドにこんなこと仕込まれてんのか?あの男もなかなかひでぇ奴みたいだな」
カマールは嬉しそうに腰を動かして自分が気持ちよくなっていった。
「よし、そろそろ良いだろう」
とナジムの口からその楔を引き抜くと、今度は反対側へまわってナジムの蕾に押しつけた。
熱く堅く大きなものがナジムの蕾を押してきた。
それまでずっと透明な蜜を流し続けていたナジムの雄から蕾を濡らしていた。
「んふっ・・・ああっ・・ひぃ・・・」
先端が強引に押し込んでくる。
すごい熱と堅さに目眩がしそうだった。
そして先が入った瞬間、ナジムの雄がはじけた。
白い蜜が噴き出して裸のナジムの肌を汚した。
カマールが笑った。
「なかなか良い感度じゃねぇの・・・王子様」
読了、お疲れ様でした
web拍手をありがとうございました^^
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