カマールの手はナジムの白い肌をなで回す。
「それにしても・・女よりよっぽどきれいだな」
カマールはナジムの肩に口をつける。
ナジムはずっと触れられるだけで、中途半端な刺激に体の中にくすぶっている薬のおかげでうずき出す。
はしたなく雄の先から透明の蜜が盛り上がっている。
首筋から乳首に吸い付いていたカマールが、ナジムの雄の先に気づいて指先で割れ目に触れる。
「んっ・・・くぅん・・・」
暗い部屋の中で甘い淫らな声が響く。
「ほう、気持ちいいみたいじゃねぇか。王子様は淫乱ですか?こりゃぁ楽しくなってきた」
カマールが雄の先端から濡れた蜜を指先でぬぐい取る。
されをナジムのふっくらとした白い尻になすりつけた。
わざと疼いている場所を避けて触れられると、更にその奥が熱を持った。
ふっくりと赤く尖った乳首がいやらしく白い肌に浮き上がる。
カマールはそこを強くつまみ上げた。
「ああっ・・・やぁぁぁっ・・・んんん」
痛みよりももっと奥がジワリと染みる。
とろりと糸をひいて天井を向いた陰茎を伝いながら足下に流れた。
「さて、まずはもっといやらしいところを見せてもらおうか」
カマールは一度ナジムの体から離れると、部屋の奥の暗い場所に行った。
そこから直径3センチくらいの鉄パイプのような長い棒を持ってきた。
ナジムの側まで来ると、手首が吊されている鎖と同じように下がっている鎖にそれを固定した。
「よし、さて準備できたぜ」
ナジムの手首よりも少し下に鉄パイプが横に下がっていた。
カマールはナジムの足を両方そのパイプに開いた形で膝をかけて固定した。
「いやっ・・あっ・・やめ」
ナジムの奥まった蕾の部分が露わになった。
目の前でカマールに見られている。
そう思っただけでナジムのそこはヒクヒクと動いた。
「まだ、小さいな・・・きれいなところを見ると、こっちはバージンなんだな」
「やっ・・さわるな!!やめてっ」
カマールの人差し指がナジムの蕾にそっと触れる。
それだけで雄から流れ出している蜜が泊まらなくなる。
「きれいな王子様はとっても淫乱なバックバージンでした・・・これはとても楽しみ甲斐があって、どこから楽しむかな」
ナジムはカマールの前でゆらゆらと吊られている。
手首と足に痛みはあるが、それよりも見られているだけで体の疼きが止まらない。
早く何とかしたい・・・突き上げられたい衝動が沸き起こってきた。
虚ろな瞳にはキャンドルの炎に揺れるカマールが映っていた。
カマールにはナジムの敏感なところがどこも少し触れただけでも感じやすくなっているのがわかっているようだった。
「あっはっ・・・やめっ・・えんん」
わざと焦らすようにしか触れてこない。
ナジムは耐えきれずに腰をくねらせるとカマールの口元が上がった。
「さあ、王子様俺に強請ってみてください」
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