山田の上にゆっくりと腰を下ろしていく。
その先端に塗るついたものがあたっただけで羽根は腰を浮かせるがそれでも山田は自分から貫こうとはしなかった。
「羽根が好きなようにすればいい」
どこまでが自由なのかわからない。少なくとも選択肢はあるようで他にない。
結局ここにいるこの男を気持ちよくしない限り、羽根は解放されることはない。
その代償がこの耐え難い行為だとしても・・・
羽根は硬く太い山田の楔の上に自らの蕾を落としていく。
ジワリと入口を塞ぐ圧迫感を我慢して少し腰を落としただけで体が真っ二つに裂かれそうに感じた。
「ごめんなさい・・・むりです・・・あああんんん」
ほんの先端を入れたところで羽根が泣くと山田は羽根の頬を掴んで口告げてきた。
ねっとりと羽根の口の中を貪るようないやらしいキスに羽根の頭の中が呆然としていく。
そのまま羽根の両腕を掴んでグイッと座らせた。
羽根はその衝撃に両方の瞳を大きく見開いた。
口は山田のキスに塞がれたまま声さえも出すことは許されていない。
更にその体を奥へと押しつけられて、羽根の瞳から大粒の涙がポロリと落ちた。
羽根の中にすっぽりと埋め込まれた山田の楔を今度は山田は下から腰を左右に回す。
より羽根の体の奥深くへ山田が入り込んでその内壁を刺激した。
舌を強く吸われて呼吸すらままならない羽根は白目を剥いている。
このまま失神してもおかしくない状況でようやく両手首の拘束を解かれた。
ぐったりと山田の胸に崩れ落ちた羽根の体を突き刺したまま仰向けにさせた。
山田は赤く尖っている羽根の乳首を片手で強く捻り上げながら楔を抜き差しし始めた。
胸からもジンという刺激が伝わって羽根は弓なりに背を撓らせながら腰を山田に揺すられ続けた。
羽根の雄からは白い飛沫がとめどなく飛び続けている。
「沮喪した子にはおしおきしないといけないなぁ」などと山田は羽根の雄の先にリングをはめた。これで羽根はいくことも許されなくなった。
羽根の雄はすぐに硬くなってはビクビクと動き続けている。
後ろから何度も突き上げてくる山田は容易に達することがない。
一体いつになったら解放してもらえるのかと羽根は朦朧とした意識の中で考えていた。
<「恋占い」書庫にて6へ続く>
にほんブログ村
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
PR