朱鳥に風呂場に運んでもらった羽根はぬるいシャワーをかけてもらうのが心地よかった。
※ここからは18歳以上の方のみどうぞ
[0回]
朱鳥の腕の中でついうとうととしてしまう。
「無防備すぎませんか」
朱鳥の皮肉に僅かに苦笑しつつ、それでも夢の世界と現実の狭間を行き来していた。
「・・・っ・・・」
丁寧に羽根の体を洗いながら足の付け根を朱鳥に掴まれてようやく羽根は起き上がって瞳を開く。
「中まで洗わないと酷いことになりますよ」
あくまで事務的にそういう朱鳥は羽根の足の間に指先を入れる。
「じ、自分でやるから」
羽根が朱鳥の手を掴んでそれを拒むと朱鳥は少しだけ口元を歪めた。
「何を今更恥ずかしがるんですか?それともまた私に触れられると興奮しますか?まぁ、あなたの体は敏感ですからね・・・」
と羽根の雄に視線を落とした。
羽根は熱くなっていく体を懸命に押さえながら形を変えていく雄を見られて全身が赤くなっていった。
朱鳥がめずらしくフフフと笑った。「いいでしょう」と小さく呟くと朱鳥は羽根の雄に口をつけながら後ろに指を入れて思い切りかきだしていく。
「ひっ、ああっ・・いやっ・・いっちゃぁぁうう」
それだけで羽根は体をひくつかせた。朱鳥の巧みな舌使いと掻き出されたときに性感帯に触れられて簡単に達してしまう。
しばらくピクピクと体を震わせてから羽根はまた朱鳥の腕の中でぐったりとした。
さっきよりも一層体がだるい。
朱鳥は目を閉じた羽根の唇を盗むように塞いでしばらく舌を絡ませた後で、風呂場から出た。羽根の濡れた体をふんわりとしたタオルにくるみこんで羽根の寝室のベッドへと運んでいった。
ポスッと柔らかな絹のシーツの上に投げ出されて羽根は裸のままシーツに巻き付いた。
ひんやりと冷たく優しい感触が心地良い。
「お腹はすいていませんか?」朱鳥の言葉に応えるのも怠くて「今はいい」とだけ答えるとそのまま寝息を立てた。
しばらく朱鳥がそんな羽根の頭を何度も撫でてくれていた。その仕草がまた心地よかった。
<「恋占い」職場にて1へ続く>
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