(どうしてこんな顔をするのだろうか?)
光長はやはり月余が怖かった。消毒すると言いながら襲ったりはしないだろうか・・・
だがすぐにそれを打ち消した。身元もはっきりしていてそんなことをするはずもない。
ましてや恋人だっている人だし。ここは彼を信用しよう。
服を脱ぎながらそんなことを考えていた。
パンツ以外の全てを脱ぎ去ったとき。
「あとはいいよ」
月余はそこまででいいと言ってくれた。
だがメインはそこに隠れている。
すると月余は突然その下着に手を伸ばして一気に脱がせた。
「自分で脱ぐより良いだろ」
「・・・」
光長は何も言えずに前を両手で隠していた。
「さて、うつ伏せになって膝を折って腰をこっちに向けてくれるかな」
「・・・・・?!」
光長の瞳が見開かれると月余は下を向いて首を振った。
「信用してくれるかな」
その言葉に光長は言われたとおりにした。
月余の目の前に高く上げられた尻が突き出される。
すごく恥ずかしくてベッドのシーツに顔を伏せて真っ赤になって目を閉じた。
「はっ!」
尻に月余の指が触れる感触で思わず声を出す。
だがすぐに両手で自分の口を塞いだ。
それを見た月余は何も言わなかった。
「ひゃぁっ!!」
今度は両方に月余が割り開いた。
それには少し悲鳴に似た声を上げてしまう。
「あまり声は出さない方が良いんだけどな。僕も理性を保たないといけないし」
月余が苦笑する。
そんなことを言われてもそんな風にされて無言でいられるはずもない。
光長は口を押さえる両手に力を入れた。
月余はそれを確認するようにもう一度割り開いた。
「んっ」
光長は一生懸命声を殺す。
月余が人差し指で光長の蕾に軽く触れた。
「んんっ!」
<「弦月」取締役室にて4へ続く>
にほんブログ村
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございました。
ちょっと短かったかも知れませんね。
こんな場面だとどこできればいいのかわからないです。。。
PR