アサドはアサドのズボンのファスナーをおろしはじめているカミールへそう言った。
カミールは止まらないアサドの下着の中に手を入れると立派な雄へと指先を絡める。
「じゃあ、最後激しいのくれる?」
ためらいもなくアサドの雄に舌を伸ばした。
「・・・・」
アサドはカミールを見ていたがその肩を押した。
カミールはアサドの顔を見上げると口元を上げて笑った。
「いらないって?今更だな・・・あんたには最初から僕の歌なんか届いてなかったんだろ?気づいてたんだ。マラークには届いていたのに残念だな」
カミールはアサドの部屋の冷蔵庫から勝手に酒を取り出すとグラスに注いだ。
「けどさ、とうとう気づかれちゃったな。かなり遅かったけど」
とクスクス笑うカミールからアサドはグラスを取った。
「出て行けといった言葉が通じなかったのですか?そんなに私に抱かれたいのですか。いいでしょう。それなら忘れられるように酷くしてあげましょう」
アサドがカミールの服を引き裂く。
強引に下着まではぎ取るように脱がせていき、カミールはみるみるうちに裸になった。
「ちょっ・・・アサド・・がっつくなって」
カミールがベッドの上に横になる。
「誰がベッドの上に行っていいと言いましたか?」
アサドはベッドに近づくとカミールの腕を引っ張って引きずり下ろした。
ドサリと音を立ててカミールがベッドの横に落ちると、アサドはその唇に自分の親指をねじ込んだ。
カミールは間髪入れずに唇を親指で塞がれて苦しさに唇の端から飲みきれなかった唾を流した。
アサドはカミールの上に跨るとカミールの乳首の上を服で擦った。
強く擦れて赤くなったそこはヒリヒリと痛みを伴った。
だが、アサドはもう一度そこを強く擦った。
「いっ!・・・」
カミール親指を噛まされたまま声を上げた。
アサドはニヤリと笑ってカミールの乳首を舌でベロリと舐める。
摩擦で擦れたそこがヒリヒリと痛む。
更にアサドは今度は堅くなってきたカミールの乳首を強く吸った。
「んんんんっんん」
痛いがそれで一気に下の方までカミールの体が熱くなり始めた。
堅い床の上でアサドはカミールの足を開かせた。
ひくひくと反応している蕾にカミールの口に入れていた親指を容赦なく入れた。
「ひっ!」
カミールはいきなり親指が入ってきて腰を浮かせた。
アサドは親指でカミールの蕾の中をぐりぐりとかき回す。
「ん・・・あっ・・・いぁ・・・んん・・はっぁ」
親指から親指と人差し指の二本になって更に中指の三本で襞をかき回す。
カミールが冷たい床に爪を立てながらもだえるとアサドはその体をぐるりと逆にして俯せにした。
腰だけを高く浮かせた格好で蕾の中をかき回す。
カミールは床に顔を押しつけながらあえぎ声を洩らし続けた。
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