「アサド・・・もういい・・」
ナジムは拒むがアサドは「残してはいけません」とナジムの唇から胸まで汚し続けた。
「全く世話のやける方ですね」
アサドはナジムの体に零れたスープに舌を伸ばした。
顎、首筋、鎖骨、そして乳首。
「あ・・・はっ・・んん」
乳首の周りを舌先でチロチロと舐められるとナジムの体は熱くなっていった。
執拗に舐められたナジムの乳首は赤くツンと尖った。
昨日収まったはずの疼きがジワジワと体を襲いはじめる。
「もう・・やめて・・いやっ」
ナジムはアサドの服を引っ張って自分から引き離そうとした。
「何を勘違いされているのですか?あなたが望んだことですよ。昨日の薬はなかなか高価なもので効き目もそれに見合うようです。どうです?そろそろ下の方が疼き始めているんじゃないですか?最も効き目には個人差はあるようですが、あなたには元々その素質があるらしいですね」
歯で尖った乳首を甘く噛まれてジンと痺れた。
「いやぁ・・・どうして・・・こんな・・」
ナジム荒い息をつきながらアサドを見つめた。
アサドは目を細めながら
「それはあなたがたくさんの罪を犯していらっしゃるからですよ」
と冷たい声で答えた。
罪・・・どこかで何度も繰り返し呟かれた気がする。
だけど今はそんなことよりも体が昂ぶっていく。
「ほら、スープを舐めているだけだというのにこんなに真っ赤に尖らせて、いやらしい体です。一体何を期待されているのですか?きっとこっちもはしたなく涎をたらしていらっしゃるんでしょ」
「あっ・・・」
アサドの左手はナジムの服の裾を持ち上げて熱く堅くなった部分を掴まれた。
「やめっ・・・ん・・」
下着の中から堅くなって先から蕩けだした自分の雄を見せられて
「やっぱりもうこんな・・・何を期待されているのですか?こうして」
アサドの舌先がナジムの雄の先端に触れた。
「あ・・」
一瞬触れた湿った感触に全身が震えた。
それなのにアサドは意地悪くナジムの瞳を覗き込んで微笑んだ。
「どうです?またこのまま両手を縛って放置すれば、欲しくてたまらなくなる。本当に淫乱な方だ・・・こんなにいやらしい体だなんて誰かに気づかれたらどうなるでしょう」
アサドはナジムに触れずにただじっとツンと尖った乳首と堅く張り詰めている雄を眺めるだけだった。
それなのにジワジワと先端に透明の蜜が膨れあがっていく。
「あ、間違えでこんなに零してしまいました。さて、どうしましょうか・・・」
アサドは残りのスープをわざとらしくナジムの体にかけた。
「もったいないのできれいに舐めないといけませんね」
アサドがまずナジムの胸に舌を伸ばす。
舌先で器用に乳首を突いたり潰したり、吸い上げられると軽く腰が浮いた。
「はぁぁ・・んん・・いぁ・・」
アサドの唇が胸から脇腹を通って下腹部、陰茎から袋をやわやわと舐めたり口に含まれる。
ナジムの体はすっかり熱を呼び起こしていた。
後ろの奥が熱く疼き始める。
前を攻められながら、徐々に開かれていく足の間にアサドは手をあてて、奥をまさぐる。
「こちらも舐めないといけませんね。おやおや物欲しそうにヒクついてます。はしたないお方だ」
これは薬のせいだとわかっていてもアサドの前で足を開く屈辱に涙が流れた。
それなのに早く中を抉るように突いて欲しい。
やっはりアサドが言うように自分にはそんな浅ましい血が流れていたのかもしれない。
アサドに雄を奉仕されながら懸命にこらえ続けた。
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