全身が怖さと期待でこわばった。
ナジムの唇にピンク色のゴムでてきたものが優しく入れられた。
「さぁ、よく濡らしてください」
その形は男性のシンボルと同じ形をしている。
唇からあふれ出た唾液でたっぷりと湿らせると
アサドはナジムの尻の肉を両手でグイッと割り開いた。
「ああん・・やぁ・・・」
「いやならやめますけど」
ここに来てまで焦らすアサドにナジムは首を左右に振った。
「はや・・く・・奥まで・・ああ・・」
ナジムは自らの堅くなった雄に片手をあてるとその手をアサドの手が包み込んだ。
「こっちも一緒に奉仕して欲しいんですね」
その言葉に頷くとアサドは「いいでしょう」とキスしてくれた。
同時に後ろから何かがナジムの蕾を塞いできた。
「ぐっ・・・あああっ・・・」
今ナジムの口でたっぷりと湿らせた、卑猥な形のものだった。
体温がないそれは蕾の中へ入ると少しだけヒヤリとして気持ちよかった。
「んん・・・あああ・・・くぅ」
大きな声を張り上げると、後ろでアサドはナジムの蕾をじっと見つめていた。
「まさか・・・あなた・・・」
驚いている様子がナジムにも伝わる。
だが今はそんなことよりも、奥を何とかして欲しかった。
「んんん・・・あああんんん・・・ひいぃぃんんん」
ナジムはゆっくりと埋められていく圧迫感に背中をしならせた。
アサドはそんな背中をさすりながらナジムの中にそのピンク色の卑猥な形のものを奥まで沈めていく。
実はナジムはこんなに太いものを後ろに受け入れたのは初めてだった。
ただ、苦しいはずなのに、薬で中は火傷するほど熱くその卑猥な形をした張り型をあさましく蠢きながら咥えこんでいく・・・
アサドはそれを使って強引にナジムの中を弄らなかった。
「んんん・・・あああ・・・くっはぁ」
ナジムの両手がアサドにすがるようにその腕を掴む。
「甘えても、何もできませんよ」
アサドはナジムの中へ自ら体を進めてこようとはしなかったらしい。
てっきりアサドのものをナジムに突き立てて、絶対服従させるかと
ビクビクしていたのに・・・・
こんな時だというのにナジムの心の奥深くで落胆している。
一体どうして?・・・こんなのきっと私が汚いから、アサドは軽蔑しているからに違いない。
薬に侵されていたとしても、こんな風に淫らに強請る自分を醜いと感じているに違いない。
やがて奥へ入れられた張り型に反応してナジムの体は生まれて初めて味わう絶頂をむかえた。
全身がアサドがベッドでナジムの両腕を押さえつけながら見下ろす中
全身をビクンビクンと大きく波打たせて雄の先から飛沫を飛ばす。
何度も出しているおかげで量こそたくさんは出なかったが、今までで一番楽になれるような感じがした。
ふと目の縁でとらえたアサドが目を細めた気がした。
そのまま意識を手放していく。
墜ちていくような陶酔の中で、気のせいか唇に何か柔らかで温かいものが触れたような・・・
ナジムは疲れもあり、そのままベッドに体を埋めた。
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