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オリジナルBL小説置き場です。 ハードでありながらグロくならない小説が読みたいと思って立ち上げました。 多分陵辱、複数とかもあると思います。 大丈夫な方のみご覧ください。 また、当小説の登場人物、団体等は全て架空の設定です。 ※基本18禁です。 拍手画面も18禁にしました。 大丈夫な方はぜひ!!
19 . March
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04 . April

 

優翔は嵐と和真と一緒に虎角の屋敷の前にいた。

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[9回]



 

道路にやたらと詳しい和真はこんな時本当に頼りになる。
裏道を通りながら竜一達よりも先に目的地に着くことができた。
「なあ、本当にここにくるのかよ」
優翔は少し疑っていた。
先回りしたからって本当に先につくことができたなんて半信半疑だ。
もしかしたらすでに屋敷の中にいるかもしれない。
でも今は信じて待つしかない。
それにいざとなればこの家の中に乗り込んでいけばいい。
月深は無事だろうか?
昨晩まで一緒にいてたくさん抱きしめた後で月深はきっと匂い立つような色っぽさ経ったに違いない。
あの竜一がそんな月深に手を出さないわけがない。
「ちくしょう・・・」
優翔が口に出すとその腕を和真が掴んだ。
「大丈夫、きっと・・・月深だってああ見えてもやくざじゃねぇか」
和真の笑顔は優翔を少しだけ勇気づけた。
「はん、どうせなら俺が手付けときゃ良かったぜ」
嵐の言葉は逆だったが、それでも月深には簡単に手を出せないと言うことを伺わせる言葉だった。
優翔はフッと笑う。
そうだこんな時に、もう過去をとやかく言っても仕方ない。
これから月深にもっともっと愛を注ぎ込めば良いだけのことだ。
「来たぞ!」
フロントガラスを見つめながら和真が声を潜めた。
黒塗りの良く磨かれたベンツが音もなく滑るようにして門の前止められた。
運転手が下りて、門を開けようとしたところに嵐が車から降りてその前に立った。
真っ黒にフィルムを貼られている窓ガラスが開けられる。
「月深・・・」

優翔は息を飲んで車を降りた。

 

<「更待月」月の砂27へ続く>

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読了、お疲れさまでした。

web拍手をありがとうございます。

実は引っ越しが近くてなかなか更新できませんでした。

すみません、まだちょっと不定期になります。

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非公開
趣味:
アニメとか読書とか同人とか
自己紹介:
ハードなのにグロすぎないBLを目指しています。
強姦、陵辱、鬼畜、道具等を含みますのでご注意ください。また、18歳以下の方の閲覧を禁止します。

二次活動もしているので二次の原稿が忙しくなると、更新が止まったり止まらなかったり(*^▽^*)

時代物「蜜月」完結。少し流血含みます。
遊郭物「梨の花」「桔梗」完結。
リーマン物「弦月」完結
ヤクザ物「更待月」完結
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