舐めていただけなのにすっかり反り返った自らの雄に優翔の手が伸びた。
「すげぇ、お前きれいな顔して・・・いいぜ」
優翔が喜んでくれたと思うと嬉しかった。
そんな優翔の人差し指が急に月深のお尻の間に触れてきた。
「ひっ、そん・・あっ・・やっ」
割れ目をツーッと指先でなぞりながらひときわ窪んだ蕾を探りあてるとその皺を一本ずつ確かめるような仕草をする。
やけにもどかしい動きに月深は強請るような視線を優翔に向けた。
優翔はもう片方の手で赤く色づいた月深の乳首をギュッと摘んだ。
「はっ・・ん・・」
「お、動いた」
その反応を楽しむように蕾に触れていた指先が少しだけ突き刺さった。
「すげぇ、俺の指の周りでお前が動いてる」
「言わないで」
首を振りながら月深が優翔に訴えると優翔は楽しそうに続けた。
「だってもっと柔らかくしねぇととても入んないぜ」
と自らの雄を月深の目の前で振った。
月深はそれをもう一度口に含もうとするが、優翔に頭を抑えられた。
「だぁめ、下がいい・・けど今日も無理だな~」
とあたりを見回した。
「コンドームあるか?」
いきなりそう言われて月深は赤くなりながら頷いた。
「ベッドサイドの引き出しに・・・」
優翔は楽しそうに指先をグイッと月深の蕾に差し入れた。
「ああっ・・いやぁぁぁっ」
急に月深の体の中を快感が突き抜けて大きな声を出す。
「そんなにいいのか?」
優翔は微笑みながら乱れた月深の髪をかき分けてその顔を覗き込んだ。
「あっ・・はっんんん・いやっ・・そこ・・だめぇぇぇ」
どうしていいのかわからないのか月深が懸命に優翔の手から逃れようとする。
「何してんだよ、もっとこっちへ来い」
と優翔はもう片方の手で月深の体を抱きしめた。
「ひっ・・ああっ」
優翔は月深のいいところを探りあてたらしい。
月深の雄の先端からも透明の液体が溢れだしてきた。
「いやっ・・いっちゃ・・やぁ・・んんんん」
月深は優翔にしがみついていきそうになるのを懸命にこらえていた。
「イっていいぞ」
優翔が月深の耳元でそっと囁く
「いい・・のぉ・・」
「ああ」
その言葉に月深が優翔の入れていた指先に当たるように腰を振った。
その姿がなんともいやらしく、誘うようで優翔もすっかり全開になっていた。
「くそぅ・・・」
その言葉で2人は蜜を飛ばしあう。
お互いの顔や体を汚していく。
<「更待月」月の石16へ続く>
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