両足の膝を持って足を開かせながら優翔はまじまじと男の証である雄を眺めた。
月深の雄はきれいな色をしている。
「お前もしかして女も抱いたことねぇのか?」
優翔は人差し指で月深の雄の先端に触れた。
月深はごくんと唾を飲み込みながら
「そんなわけないだろ」
と強がっている。一応プライドだけは高いみたいだがその隙に足を閉じた。
優翔はその膝を掴んでいた手に力を入れるともう一度足を開かせた。
「ふ、まぁいいさ・・・なんかやべぇ」
と月深の顔をまじまじと見つめる。
月深は赤い顔をして優翔を見つめ返す。
「んっ・・あっ・・」
優翔の指先が月深の雄の先端から根本へとゆっくり這っていく
「ん・・はぁ・・」
月深は甘いと息を吐き出しながら何度か腰を浮かせる。
「ひっ・・」
優翔の人差し指が月深の窄まりに触れた。
月深の蕾はヒクリと反応する。
「やべえ・・なんかエロいよ」
優翔に触れられて僅かに頭を持ち上げた月深の雄の下に
ピンク色に色づいた蕾がひっそりと隠れている。
「なぁ、ここ誰かに見せたことあるか?」
という優翔に月深は黙って顔を隠しながら首を左右に振った。
「見るな・・・」
やくざであるこの男を自分がこれから組み敷くと思っただけでゾクゾクした。
それなのに女みたいに恥じらいながら視線を逸らす。
かわいい・・・
優翔は不覚にもそんなことを考えて人差し指を月深の唇に押しつけた。
「舐めて」
月深はその言葉に従ってペロンと優翔の指を舐め始める。
だが、次第にさっき優翔の雄を舐めていたときのように器用に舌を使ってたっぷりと指先を器用に舐めていく。
「あっ・・ん・・くっふっ」
洩らす声も次第に甘くなっていった。
<「更待月」月の石5へ続く>
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