もう強引にでも抜きたい。
それから一度欲望をはき出しておかないと収まりそうもない。
おかしなことになった・・・
そもそもなんでこの男が俺を迎えに来たんだよ
優翔は懸命に口を動かしている月深を見つめる。
その姿を見ているとどんどん頭の中がボーッとしてくる
「・・・っ・・」
小さく声を出すと月深は優翔の雄の先に埋め込まれているチューブを歯に挟んで引き出していく。
グググというような感触が尿道を刺激する。
なんだよこれ・・・
「あっ・・うっふ・・」
小さく声を洩らす優翔の声を聞きながら月深は徐々にチューブを引き抜いていく。
「あっ・・んんん・・はっ」
良いのか悪いのか月深の唾液でたっぷりと濡らされたところが滑るように抜けていく。
「あっ!はっん!」
優翔が大きな声を出すとチューブが完全に抜き取られた。
「抜けたよ」
月深がチューブをサイドテーブルに置いた。
よく見るとよくもこんなものが入っていたと思えるほど長かった。
「後ろにも入れる?」
ニコニコと笑う月深に
「ふざけるな」と一声出してから月深の肩を掴んだ。
ゆっくりと立ち上がる月深は横に座った。
「痛かったか?」
と片手に包み込まれてゾクゾクと体を妙な感覚が走り抜けた。
優翔は月深の体をベッドの上に押し倒した。
「優翔?どうしたの?」
きょとんとした顔で見つめ返されて、優翔は月深の腰に触れた。
「えっ?優翔何を・・・ちょっと待て、それは何か勘違い・・」
しかし優翔の体は嵐のところでも追い詰められておりかなり張り詰めていた。
「お前が煽ったのことを後悔するな・・・目でもつぶってりゃあすぐ終わるから・・・俺だって不本意だなんだけどお前が金払ってるし、それなりの奉仕はさせてもらうぜ」
と月深のシャツのボタンを外し始めた。
「いや、俺が買ったのは・・・待てって!おいっ・・あっ」
月深の素肌に優翔の指先が触れる。
「ちょっ・・ひっ・・あっ」
さっきまでの余裕が逆転して優翔は薄ら笑いを浮かべた。
ズルズルとズボンを脱がせると頼りない細い足がむき出しななる。
思った通り白くてきれいな素肌をしていた。
優翔は月深の胸に口づけた。
「あっおい・・・やっ・・だめだそこっ」
乳首に舌を絡めるとそれだけで月深は懸命にもがいた。
その体をベッドの上に押さえ込んでまだ下着に包まれている尻に触れる。
「やめろって」
「もっと色気のある声を出させてやる」
優翔は月深の下着をはぎとった。
<「更待月」月の石4へ続く>
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