あまりに後ろを突かれて、羽根は怖くなった。
全てを吐き出した蒼は羽根の顔中に口紅をベタベタとつけまくる。
「かわいい・・かわいいわ・・私のものになればいいのに残念だわ」
羽根には何を言っているのかよくわからなかった。
何が残念なんだろう?そんな疑問を持ちながらも山田の雄が蒼よりも更に奥まで突き上げてくるのに声を上げた。
「ああ・・・んんん」
羽根がすすり泣くような声を出すと、蒼はそんな羽根の唇を塞いで舌で羽根の口の中を犯していく。
ねっとりと大きく口を開けさせながら羽根のは喉の奥まで舌を這わせる。
下からガンガンと突き上げられて、やがて山田が小刻みに羽根の中を刺激する。
羽根は3回目の蜜を吐き出すと、山田も大きくなった雄を引き抜いて羽根の顔に飛ばした。
当然口づけていた蒼にもかけられて2人は白く汚れたまま舌を絡め合う。
ひどく淫らで官能的な光景に山田は両腕を広げると2人をまとめで抱きしめた。
2人とも痩身でがっちりしている山田には抱きしめると2人とも壊れてしまいそうで興奮した。
「あっ・・ん・・やっ」
蒼の体がぎゅうぎゅうと羽根を締めつけその上から山田が抱きしめている。
2人分の体温が羽根の体温をまた高めていった。
「もう・・・おねがい・・ゆるして」
羽根が涙を流すと山田は空いていた羽根の蕾に太い指を突き入れた。
「よく言うぜ・・・こんなに欲しがってるくせによ」
と指を羽根の中で折り曲げる。
「ひいんん・・やぁぁぁっ」
羽根の性感帯に触れたらしく羽根が激しく体を震わせる。
すると蒼は前から羽根の雄を握った。
またしても芯を持つ羽根の雄に口元を上げて呟いた。
「淫乱ね。後ろが好きだなんて」
とまた口づけられた。
その間にも山田の指は2本になりグリグリと羽根の蕾に出し入れを繰り返す。
クチャクチャといういやらしい水音だけが響き渡る。
体中が白い液体でべとついている上に唾液やら涙やらで濡れて気持ち悪い。
それでも羽根の中では山田の指に絡みついている。
気持ちいいけど・・・
もう一度山田が羽根の中に太い楔を打ち付けると羽根は途中で意識を失ってしまった。
虚ろな中でただただ体が揺すられ続けているのだけはわかった。
きっと山田と蒼が交互に羽根の体に突き入れているのだろう。
羽根はそのまま昼過ぎまで横たわっていた。
<「恋占い」リムジンにて1へ続く>
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