雄が張りつめてくると羽根の口には全く治まらない。
それでも蒼は羽根の頭を押して自らの快楽を求めていた。
「んっ・・ふっ・・くう・・」
羽根は苦しそうに蒼の雄を大きな口を開けて舐め続けていた。瞳は開いたまま潤んでいる。
蒼も少しは気持ちよくなったのかぐったりとベッドの枕に両腕をついていた。
チュパチュパという音が響き羽根は自らの雄も変化してきたことに気がついていた。
それに蒼の舌が巻き付いてきた。
「羽根、私が教えてあげるから・・・」
「んっ・・あ・・いや・・」
羽根の雄を口に含んで蒼が器用に頭を動かす。その動きがすぐに羽根を追い詰めていった。
「どう?」「ひもちひひ・・」「どのくらい」「すごく」
蒼の口の動きに合わせて羽根は腰を動かしはじめた。
「やっぱり、いやらしい子」またシャッター音が鳴った。こんなあられもない姿を写真に納められてしまったのか・・・でも羽根は蒼の巧妙な口に頭の中が真っ白になっていった。
羽根の口の動きが疎かになると、蒼はその頭をぐいっと抑えた。
「気持ちいいのはわかるけど、私は教えてあげてるんだから同じようにあなたするのよ」
だって気持ちよくてそれどころじゃない・・・蒼はすごくうまい・・・
羽根の雄の付け根から袋の部分まで口に含んでは舌で転がす。
「やっ・・・もう・・でちゃ・・」
蒼が口の動きを早めると羽根は蒼の雄から口を離した。
「んっ・・くっんんあああ」
短く甘い声を洩らしながら体をびくつかせた。
蒼が羽根の両手首を拘束していた紐を解くと、羽根はようやく自由になった手で蒼の背中に両手で掴んだ。
蒼は羽根の雄をきれいに飲み込んでから舌でその余韻を舐めとっていく。
羽根がはぁはあと荒い息を背中でしているとその頭をまた自分の雄に押しつけた。
すっかり熱くたぎった蒼の雄を目の前に、羽根はがむしゃらにその雄をしゃぶった。
硬く反り返ったそれは蒼の容姿との違和感がかなりある。
だが羽根は蒼と同じように袋を口に含んで転がしたり花茎を横からしゃぶったりして蒼の声をようやく聞くことができた。
「はっ・・・ん・・・いいわよ羽根」
蒼は羽根の頭を何度も撫でながら、次第に下から腰を浮かせる。
羽根の口の動きが速くなると蒼は上からその頭を押さえつけて律動をはじめた。
「あん・・いい・・はね・・くちにだすわよ」
そう言われてコクコクと頷くと、程なく蒼の欲望が容赦なく羽根の口の中に放たれた。
飲みきれないほどの蜜を口の端から零れさせると、蒼は指先でそれをすくい取って羽根の口に入れた。
「きれいに飲みなさい」
羽根はその指先さえも子供のようにチュウチュウと吸っていた。
その仕草に蒼はクスッと笑った。「可愛い子・・・」
<「恋占い」書庫にて1へ続く>
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