どうしてこうも流されやすい体なのか、光長は雅秀の口づけや指先だけで気持ちよくなっていく。
※ここからは18歳以上の方のみどうぞ
[1回]
本当はもっと話が聞きたかった。雅秀に何が起きたのか?どうして雅秀はそんなに鮮明に前世の記憶があるのか?そしてなぜ最初から自分にこんなに執着しているのかと・・・
雅秀は光長に自らの雄を咥えさせながらその顔をじっと見つめて何度もその髪を撫でてくれる。
頭を撫でられているだけなのに光長は自分の体が昂ぶっていくのを感じていた。雅秀の指先が頭から耳へ移動するとそれだけで首筋を甘い痺れが襲ってきた。
「お前は俺だけに奉仕すればいい」
これまで聞いたようもなかったような言葉が雅秀の口から吐き出されて光長は動かしていた口が止まる。するとグツグツ口に入れていた雄で突かれてまた舌を這わせた。
大きく張りつめた雅秀の雄は光長の口の中で火傷しそうに熱かった。
口をすぼめながら何度も頭を上下すると先端が喉にまで到達する。苦しさに時々口から離すと、その形のリアルさが余計に光長を追い詰めた。
これで自分の中を貫かれたときの快感が頭の中に繰り返し浮かび上がる。
「んっ・・あ・・」
雅秀の舌が光長の蕾を舐め上げる。尖らせた舌先で何度が突かれるとヒクリと蕾が収縮するのが自分でもわかった。雅秀は舌で濡らしながら人差し指を少しずつ埋めていく。
グリグリと指先を回しながら第二関節ぐらいまで埋め込まれると、雅秀を咥えていた口の動きがおろそかになっていった。
雅秀は腰を軽く動かして催促するように光長の顔を見た。蕩けるような瞳を雅秀に向けると光長はまた雅秀を舐め上げていく。同時に袋をやんわりと揉みしだくと雅秀も負けずに光長の袋を掴んだ。
「やぁっ・・・」そんな刺激を与えられたらすぐにでも達してしまいそうで、光長は雅秀の顔から腰をずらそうと体を引くと、その太股をグイッと引き寄せられてより奥深くを指先で暴かれた。「ひっ・・やん・・」ギリギリのところを刺激されで一番奥まで弄られないもどかしさが光長の腰を揺らした。雅秀は片手でまだ光長の袋を転がすように揉んでいる。前のものはすっかり勃ちあがっていやらしい蜜を滴らせていた。
光長は雅秀の楔を片手で掴んで舐めながら「欲しい・・・」と小声で訴えた。
「何を?」雅秀は聞き逃さずに待っていたかのように聞き返してきた。
「これを僕の中に・・・」喘ぎながら言葉を吐き出すと雅秀は嬉しそうに光長の雄を掴んだ。
「ひゃっ・・な・・・」
そのまま袋を揉んで雄を扱かれる。光長は今にもイきそうで何度も首を左右に振った。
「ダメッ・・・イッちゃぁ・・あぁぁぁぁぁっ」
同時にこみ上げてくる欲望の蜜が雅秀の手を汚していった。
<「弦月」温泉宿にて8へ続く>
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