太いものがグイッと光長の蕾に押し入れられた。
その圧迫感に息を飲む。
「よし、うまそうに飲み込んだじゃねぇか」
雅秀は満足そうに指先で埋め込んだ球体を突いた。
「ああ・・・」
少し前に万年筆の先でさんざん弄られて感じやすくなっているところにそれがあたり、また声が漏れた。
「お前って何なんだよ」
雅秀が光長の全身を眺めながらその手を伸ばす。
「うっ、あっ」
指先で赤く尖った光長の乳首を転がした。
「やっ・・やめぇ」
雅秀が手の中にあるスイッチを入れると光長の蕾に埋め込まれていた球体が振動する。
先程から何度も弄られているところにあたって光長は雅秀の腕にすがった。
雅秀の指先が光長の頬に添えられる。
「いいじゃねぇか。すぐいくなよ。すぐにいったらもう一回いかせてやる」
耳元に官能的な声で囁かれて光長は唇を噛みしめた。
雅秀は光長の唇に親指を押しつけ、口の中入れると光長はその親指に舌を絡ませた。
「んん・・ぐう・・・んんん」
既に光長の雄は硬く張りつめていた。
「そうだ」
雅秀がもう一度スイッチを止める。光長はほっとしてぐったりしていると、また電源を入れられた。
「あああ・・やぁ」
その衝撃で一気に上りつめた光長は雄の先から白い蜜を吐き出していた。
体をビクビクと振るわせながら雅秀を見つめている。
雅秀は電源も止めないし抜いてもくれなかった。
「言ったじゃねぇか、すぐにいったらだめだって」
冷たく見下ろした雅秀は光長のまき散らした蜜を拭うとそれを舐めた。
ジタバタと体を動かすことしかできない光長は唇を噛みしめて目を閉じた。
光長にとってとつても辛く長い時間はまた続いていた。
光長が2回目に蜜を吐き出すとやっと雅秀は道具を抜いてくれた。
抜かれてもまだ中に入っていた感覚が残っていてそこはヒクヒクとしている。
「いい絵が撮れたんじゃねぇの」
雅秀の言葉に耳を疑った。
「今何て・・・」
光長がぐったりと俯せていたソファーから顔を上げて雅秀を振り返った。
「だからお前の映像だよ。これも仕事の延長と思えば割り切るだろ」
(割り切れない!!)
光長はただ雅秀を睨んでいた。
<「弦月」商家にて5へ続く>
にほんブログ村
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございました。
少し苦しい・・・すみません生意気にスランプかもしれません。
PR