ピチャピチャと音を立ててスティーヴンがマラークの雄を舌で舐めたりすすったりしていた。
つやつやとテカったマラークの雄はすっかり堅くなっているがそれを丁寧に唇で舐めながら暴いていった。
「ほうらもうすぐだからな」
目を閉じれば逆にそこばかりが脳を刺激し続けておかしくなりそうだ。
スティーヴンはマラークの顔を見ながらその雄を舐めた。
指先で丁寧に皮を上下する。
「うっ・・・」
スティーヴンは唇で舐めながら思い切り皮を下げた。
「おめでとう、、剥けたよ」
マラークの雄を口に含んだ。
僅かにピリッとした痛みがあるがスティーブンの舌触りが心地良い。
「王子様お礼はしてくれないのか?」
そんなことで何だってお礼なんか・・・
マラークはスティーヴンから顔を背けた。
「いいさ、じゃあ今日もこれ使おうか」
スティーヴンはポケットから昨日の球体を取り出す。
電源を入れて雄の先端に振動を与えた。
剥けたせいかいつもよりも敏感になった。
「だめっ・・それ、いやだ!」
マラークが手を伸ばしてスティーヴンの手からそれを奪おうとした。
だが一瞬先にスティーヴンの手はマラークの届かない位置まで持ち上げられていた。
「おっと、昨日約束したじゃないか。俺のいないところで勝手にイったりしたら、これはとらないって」
昨日マラークは我慢できずに何度もイっていた。
スティーヴンはどこからかボトルを取り出してたっぷりとそれにかけた。
「さて、俯せになって腰を高く上げろ」
マラークの腰の下に手を入れた。
マラークは体を起こした。
「誰がいいなりになんかなるものか」
そのままソファーから逃げだそうと足を下ろすと立ち上がろうとして、力が入らず床に倒れ込んだ。
「ったく、世話の焼ける」
スティーヴンは倒れ込んだマラークの腹の下に腕を入れて腰を高く上げさせた。
球体をマラークの尻の狭間に押しつけた。
ローションで湿らされてヒヤリとした感触がマラークの尻を襲った。
そのままグイグイと蕾の中へと押し込まれていく。
「あっ・・・」
「お~お~すっぽり入っちまった」
またしても体の中に違和感を覚えた。
「さて、ちょっと踊ってもらおうか」
スティーヴンが電源をONにするとすぐにマラークの中に入れられた球体が振動をはじめた。
「あうっ・・くっ・・・うっあああ」
マラークがビクビクと背中を動かす。
スティーヴンはニヤリと笑いながら更に強くする。
「うわあっ・・・やぁぁぁぁぁ」
くるりと丸くなりながら懸命に耐えている。
スティーヴンはマラークの顔を覗き込んで唇を塞いだ。
「そうしてるとすげぇ可愛いんだよな」
マラークは涙目でスティーヴンを睨むがそんな姿さえ可愛かった。
読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます!
マラークは確かこんなはずではなかったのに、おかしいです。
でも可愛い子はたくさん泣かせたくなります^p^