そう考えただけで恐ろしくて
着物で押さえ込まれている両腕を引き抜こうと必死でもがいていた。
一方雅秀は私の体のあちこちを柔らかく触れてみては少しでも私が声を漏らした場所を何度も刺激する。
何とかまだ理性を保っているうちに逃げ出さねばと思っていたら
やっと着物がゆるんで片手が抜けた。
[3回]
雅秀が熱心に私の雄に気を取られているうちに
口に噛まされていた手ぬぐいを外す。
なんとか体制を起こして転がっていた刀に手を伸ばした。
カツンという音がして刀の柄を持ち上げると
自ら首にそれを押しあてた。
「それ以上私に触れたらここで自害してやる」
雅秀を切り捨てることはできない。
それよりはそう言った方が説得力があると思って両手で刀をあてていると
その刃が謝って肌に触れて一筋の血が首筋に流れた。
雅秀は黙って見つめていたがその血を見て顔色が変わった。
容赦なく頬を打たれて怯むとその隙に刀を奪い取られてしまった。
雅秀は脱がされた腰紐で光長の両手を頭の上でしっかりと縛り上げた。
そしておもむろに褌をはぎ取ると両足を開いた。
「なるほど、俺に辱められるくらいなら死んだ方がいいということか」
そう言って首筋の血を舐める。
チクリと痛みを思い出して少し顔を歪めた光長の尻の辺りを鞘に戻した刀でなぞりはじめた。
ヒヤリとした感触が余計に恐怖をあおっていく。
「やめろ、どうしてこんなこと・・・」
「どうしてだと?お前の父親は俺の母に同じことをしたんだ。お前にもその屈辱を味あわせてやるから楽しみにするんだな」
冷めた瞳でそう告げられて、呆然とした。
そんなことは知らなかった。父は物心ついた頃にはもういなかった。
それなのに今更そんなことを言われてもと思っていると見透かすように
雅秀は微笑んだ。
「きっとすぐに良くなるから安心しろ」
と突然刀の鞘を尻の窄まりにあててグリグリと埋め込んでいく。
「ああっ!!やめろっ!!ああんんんん」
突然硬く冷たいものが体の中に入り込んでくる感触に驚きで目を見開いた。
「刀が好きなんだからここだって俺よりも受け入れるさ。ほら、初めてにしちゃあうまそうに飲み込んでやがる」
まじまじとそこを見つめられる羞恥に目を閉じた。
すると入れられた部分をぐるりと回されまた目を開く。
「ああ、やめろ!いたっい・・んぐう・・・」
「あぁあ、壊れちゃったら困るねぇ。大丈夫まだ俺のよりは細いから」
雅秀はそう言ってクックと笑う。
光長は目に涙をためてその顔を睨みつけた。
すると雅秀は頬を片手で撫でてから刀の鞘を出したり入れたりし始める。
次第にぐちゅぐちゅという音がし始めると痛み以外の感覚が光長を襲う。
「ああ・・ううん・・・くはぁ」
「お、気持ちよさそうじゃないか」
光長の声が自分でも信じられないほど甘く漏れ出すと雅秀は楽しそうにそう言った。
それから刀を引き抜いた。
「さぁて、もういいだろう。俺もお前で気持ちよくしてくれるよな」
引き抜いてぐっしょり濡れた刀の鞘を頬にあてられて、雅秀が自らのまらを出す気配がすると光長は息が止まるほどの熱い塊が触れて震えた。
<続く>
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