いくら羽根の口にすっぽりと含んでも大きな雫の雄は口には入りきれない。
その頭を押さえ込まれて喉の奥に雫の雄が入っても苦しいだけで、それ以上雫は感じているようには見えなかった。
羽根の唇は赤くジンとしていたが雫はいっこうに許してはくれなかった。
「はっ・・ん・・」
横から朱鳥が時々吐息を漏らすのは雫が朱鳥の蕾に道具をねじ込んで縛り上げているからだった。
「お前への制裁だおとなしくしろ」という言葉に朱鳥が雫のいいなりにさせられていた。
一方羽根は放置されてただ雫の雄に奉仕する役割のみを与えられていた。
「全然だめだな。羽根にチャンスをあげよう、自分からオレのここに突き刺して尻を振ってもいいぞ」
そんなことをしろと言うのだろうか?だが、口ではこれ以上雫は追い詰められそうにはなかった。
「んんん・・・くん・・」
「どうした?ちょっと電源を入れたくらいでこんなにおっ立てやがって・・・お前も節操ないな。普段はスカした顔してるクセに・・・きれいな顔が台無しだな朱鳥」
雫は朱鳥の頬を掴んでそう言った。
朱鳥の中に入れられて電源がブブブという音を立ててその腰が小刻みに揺れている。
羽根はそれを見せつけられて自分の体も熱くなって後ろを刺激されたくなってきた。
雫の雄から口を離すと体を起こした。
雫の体の上に跨る。
雫はそんな羽根を何も言わずにじっと見つめていた。
羽根は雫の太い雄を握りながらその先端を自らの蕾に押しつけた。
だがそのままなかなか動こうとはしない。
「ああっ・・・ううんん・・・おゆる・・し・・ああ」
横にいた朱鳥がブルブルと震えながら苦しそうに雫に訴える。
羽根はそれを見て雫の先端をプツリと自分の蕾に通した。
「うっ・・・」
雫はまだ黙ってそんな羽根の顔をじっと見つめている。
そのまま動きがいっこうに進まない羽根は少しずつ腰を落としていった。
「くっ・・ふっ・・・はぁ・・・」
時間をかけながらようやく半分くらい入れたところで羽根がすがるような瞳で雫を見た。
「おねがい・・・いれて・・ください・・・しずく・・」
「お願いか・・・いいよ羽根・・・でも良く覚えておくといいよ」
と羽根の体をそのまま反転させて絨毯の上に横たえた。
「ひっ・・・いぁぁぁぁ」
強引に奥まで抉られて羽根は悲鳴のような声をあげる。
「これがお仕置きだってことを」
と一度奥まで貫いた雄を引き抜いた。
横で苦しがっていた朱鳥の中からそのあやしい道具を引き抜く。
「あっ・・・」
朱鳥はようやく解放されて小さく吐息を漏らした。
それも束の間、雫は朱鳥の雄を強く握ると擦り上げた。
程なく朱鳥の雄の先から飛沫が飛び散った。
羽根の顔にもその飛沫が飛んで顔が汚れる。
同時に突然下から違和感を感じてそこを見た羽根は目を見開いた。
お仕置きとはこのことだったのか・・・
<「恋占い」監禁部屋にて18へ続く>
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