「・・・」
羽根はベッドの上うつぶせになって膝をついて腰だけを高く上げていた。
後ろから雫が羽根の恥ずかしい場所を指先で開いて見つめていた。
「ちょっと見えないなぁ」
カチッとというとがして何かを羽根の尻に向けている。
「よく見えるようになったね」
「あっ・・・やぁ・・・」
雫は小さなペンライトを羽根の蕾に向けていた。片方の指先で蕾を開かせながらライトで中を見ていた。
「うーんでも奥までは開かないなぁ」
「ひっ・・・」
いきなり羽根の蕾に冷たいものが押しつけられて羽根は声を上げた。
「大丈夫、力入れたら痛いからおとなしくしててね」
雫はそう言って何か冷たいもので蕾をグイッと開かせる。
チラッと見えた雫の手に持っていたものはどうやら医療用のピンセットらしい。
無理矢理広げられた羽根の中はヒクヒクと動いている。
「おや、羽根すごいことになってるよ。これは治療が必要みたいだね」
まるでお医者さんごっこでも楽しんでいるかのように雫は耳元で囁く。
ただ見られているだけなのに羽根の雄は形を変えていた。
「はっ・・・なに?」
その先端の穴に何かを詰め込まれた。
羽根は違和感を感じて自分の雄の先を見た。
その先に糸のようなものが付けられている。
「これ?」クイッと少しその糸を引かれて先端から痺れが起きる。
「うっ・・・」
「これはね羽根が私をおいて一人でイッてしまわないようにしておくんだよ」
どこまでも優しい口調で冷酷な言葉を吐く。
「そ・・んな・・・」
羽根は長く垂れ下がる糸を見つめていた。
ところが今度は後ろの広げられていた部分に何かを押し当てられた。
「えっ・・やっ・・」
「良い子だからおとなしくしてね。これは治療だからね」
医者でも何でもないくせに雫は羽根にそんなことを言いながら開かせた蕾に何か堅いものを押し入れてきた。
「やっ・・いっ・・・あああ」
先が丸い球状のものを羽根の蕾の中に入れた。
前の糸と繋がっている。羽根は前後を塞がれたようで違和感をこらえていた。
「羽根、すぐに良くなるからね」
「ひっ・・なっ・・あああああっ」
同時に雄の先と蕾に埋め込まれたものが同時に震動し始めた。
羽根は瞳を見開いて開いた口の端から涎を垂らす。
雫はその唇を唇で塞ぎながら羽根の口づけた。
「良い子だからイッちゃだめだよ」
と糸を引っ張れられてその衝撃に背中をしならせた。
「う・・・もう・・・や・・・」
<「恋占い」病室にて4へ続く>
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