震動は次第に強くなっていった。
羽根の針のような細いものを差し入れられた雄の先からは先走りの透明な液体が溢れ出して糸を伝っている。キラキラと光る糸を羽根は呆然と見つめていた。
「羽根はやっぱりいやらしい子だね。ここを弄られるのが大好きなんだね」
と雫は羽根の蕾の周りに触れながら意地悪なことを言われて羽根は何度も首を振った。
「も・・やめ・・てくだ・・さい・・・うっ・・ん・・・」
「そんな顔で言われても説得力ないね。ほらもっと上向いて」
顎を掴まれて顔を覗き込んでくる。
雫は両手でで羽根の乳首をずっと捏ねたり転がしたり引っ張ったりしていた。
赤く熟れきったその粒は雫の指先が離れると頼りなく感じられるほど、ずっと弄られている。体中の一番恥ずかしくて一番感じるところばかりを一斉に弄られると、抵抗していたつもりでも相手のいいなりになってしまう。片手を乳首から離されてジンと疼くそこに雫の唇が触れ急に柔らかく湿った感触が更に羽根を追い詰めていく。
「はうっ・・・んん・・ああ」
「どう、さっきよりもいい?」
耳元でそう囁かれるとなぜか頷いてしまう。
「どんな風にいいの?」
「気持ちいい・・・あんっ・・・もっと・・」
雫が乳首に歯を立てて羽根はその胸を反らせながら雫の髪を乱した。
「おや、こっちはどう?」
ズンッと蕾の中に入れられていたものを指先で押し込まれながら羽根は体をくねらせた。
「も・・・イかせて・・」
「いいけど、私に何をしてくれる?」
意地の悪い笑顔で両手を離されると羽根は急に物足りなさを感じる。
「自分で、挿れ・・・るから・・・これ・・あああとって・・・」
急に震動が強くなり羽根は体を震わせながら雫の胸に縋った。
「もう、可愛いから大目に見てあげるよ」
雫は羽根の中に入れていた球体のものと雄の先に入れていたものを抜き取った。
「あっ・・・でっちゃうう」
抜き取られた衝撃で羽根は白い飛沫を雫の背中に飛ばした。
雫は満足そうにそれをすくって羽根の蕾の周りに塗り込んでいく。
羽根の体の痙攣が止まると、羽根はしばらく雫の胸に顔を乗せていた。
すぐに雫の指先が羽根の蕾の中を出入りする。
「ひっ・・・やっ・・・」
「約束を守らない子は注射しないといけないな」
雫はそう言って自分の硬く猛った楔を羽根の顔の前に出した。
「舐めなさい」
羽根は口を開いてそれを頬張るが口にはとうてい入りきれない程の大きさだった。
それでも懸命に咥えようとする羽根の背中を雫は何度も撫でていた。
「どう?」「おっきい・・あつい・・かたい・・・う・・あ」
「これどうしたい?」「はねの・・・おしり・・に・・いれて・・ほしい・・」
「それで?」「いっぱい掻き回して・・」
雫は口元を上げて微笑むと羽根の背中を掻き抱いた。
「いいよ」そう言いながら体を離して両足を開かせると硬い楔を羽根の蕾に押しあてた。
「挿れるよ」そう言うと羽根は何度も頷いた。
ググッと音がしそうな程の質量が羽根の蕾をめいいっぱい広げながら入ってくる。
羽根は瞳を大きく開いて涙を流しながら雫にしがみついていた。
雫はそんな羽根を抱きしめながら最奥まで楔をグイッと埋め込んだ。
「あああああっ」
それからベッドが揺れるほど激しく雫は羽根を突き上げて、羽根は雫が達すると同時にまた意識が無くなってしまった。
<「恋占い」病室にて5へ続く>
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