性奴のように裸のまま雅秀に下半身だけを攻められ続けている。
救いは道具を使われていなくて雅秀自身の雄が凶器であること。
彼自身にもダメージがあることだ。だがそんなことを思っていた光長にその考えを改めさせるべく、雅秀は次の手管を見せつけてきた。
ズルリと引き抜かれた雅秀の楔の代わりに丸い形のバイブをどこからか取り出した。
雅秀は何のためらいもなく光長の蕾に人差し指でスッと埋め込んだ。。
「ひっ・・やっ」雅秀の楔よりは小さいそれは難なく光長の蕾の中にツルンと入っていった。
光長が声を出すと雅秀はその唇をあやすように塞ぎながら手先では器用に光長の蕾の入口からそれが飛び出さないようにテープを貼った。
まだ軽く痙攣している光長の中は埋め込まれた小さなバイブが容赦なく光長の内壁を刺激する。光長はひくつきながら雅秀の背中に爪を立てた。
「んっ・・やっ・・抜いて」
夢中で雅秀にすがりつくと雅秀の背中に血が滲んだ。
「・・・っ・・」
雅秀は思わず顔を歪めてから、光長の雄を掴む。
その先を光長がしていたネクタイで締めつけていく。グイグイと締めつけられて痛みと達することができない辛さが重なった。
「あああっ・・いやぁっ・・」
光長は大きな声を上げた。
「あんまり大声出すと全部聞かれるぞ」耳元で今更意地の悪いことを言われるが、もうそれどころではなかった。おまけに雅秀は唇と舌で光長の尖った乳首や耳の裏を舐め上げてくる。
光長はゾクゾクと続く快楽に今にも意識が飛んでしまいそうだった。
方手で蕾を塞いでいるテープともう片方で前を戒めているネクタイを外そうと手を伸ばす。
「おっと、なにしてやがる。外したらもっと酷いことしてやるぞ」耳元で囁く雅秀の言葉は魔法のように光長の動きを封じ込めた。光長はそれ以上手を伸ばすことができず。拘束もされていないのに雅秀のされるままの体勢で辛い仕打ちを受けていた。
「素直じゃねぇか、どれ褒美をやろうか」雅秀は光長の蕾を塞いでいたテープに手をかけた。
光長はそのテープをはずしてバイブを抜いてくれるとばかり思っていた。
しかし、次の瞬間凍り付いた。雅秀はバイブを入れたまま自らの楔を蕾に押しあてている。まさかと思っていたのは束の間そのままグイグイと猛った楔が光長のささやかな蕾にねじ込まれい来る。
「ひっ・・いやぁぁぁ・・やめて・・ああ」光長は声の大きさなど気にしているどころではなかった。大声で叫んでいた。
「おっと・・これは」
雅秀は光長の中で蠢くバイブとそれに刺激されて収縮する光長の内壁が思った以上に気持ちよかったのか、掠れた声を上げながら光長の体を抱き寄せた。
「も、お前締めつけるな」
苦しそうにそう言う雅秀に光長は瞳からボロボロと涙を流している。死ぬほど気持ちいいとはこういう事なのか?そんなことはわからない・・・ただ雅秀も平静を保ってはいられないようだ。光長の中を思い切り刺激し始めた。
「ひゃぁぁ・・やめ・・てぇぇぇ・・しんじゃぁぁぁあああっ」
「ん・・くっ・・」
雅秀も短く声を発しながら何度もバイブのまま楔を打ち付けた。やがてそのまま大きく膨らんだ雅秀の楔は光長の顔にそれを爆発させた。
生温かい液体が顔にかけられても光長の戒めは解かれることはなく、はち切れそうにパンパンになっていた。
「イかせてください。といえ」「イか・・せて・・ください」雅秀に言われるままに大声でそう怒鳴った光長に雅秀は微笑むとスッとネクタイを外した。
同時にせき止められていた蜜が噴水のように噴き出した。光長の腹の上にまき散らかされた。
雅秀は光長の雄を口に含んできれいに舐め始めた。
「いや・・やめ」
まだヒクヒクとうごいているそれに触れられると全身が鳥肌が立つほど気持ちよかった。
<「弦月」温泉宿にて10へ続く>
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読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
月曜からヘビーな話でしかも濃くてすみません。。。
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