花梨の柔らかい尻の肉を雅秀が割り開くとその奥にひっそりと小さな蕾が現れた。
まだ触れられてもいないその蕾は人前にさらされただけで、見られていることからの興奮に繋がり収縮する。
光長は人に見られても自分で見ることはあまりなかったそこを無意識に見入ってしまう。
確かに見ているだけで体の奥からこみ上げてくる何かに締め付けられた部分がきつくなった。
一部では自分もこんな風に雅秀や芳生に見られたのかと思うと同時に顔が熱くなる。
花梨は口に入れられている雅秀の雄の反応に感じたのか自らの雄からも透明の密を滴らせて、それがゆっくり糸を引きながらラグの上にシミをつけていく。
「花梨は可愛い子でしょう。男を欲しがって素直にヨダレを垂らして、口を開けて待っています。どうです?興奮して苦しいですか?」
芳生が光長の顎を掴んでその顔を花梨の良いところに向けて光長が見ると花梨の割開かれた蕾に雅秀が人差し指を上下させていた。
「んくっ・・んん」
雅秀はわざとそれを客に見せつけるように人差し指で垂れている花梨の蜜をすくうと蕾にこすりつける。蕾が濡れて蠢く姿に男達は思わず腰を浮かせて覗き込んだ。
その瞳はどれも仮面の中でギラギラと輝き今にも飛び出してしまいそうだった。
「皆さん、くれぐれもそこから動かれないでください。今はゆっくりと鑑賞の時、時間はまだたっぷりありますよ」
芳生の良く通る声が男達に念を押した。このままでは興奮のあまり飛び出してしまう者が出そうだったが、それを押さえるには充分だった。
男達はもう一度イスに深く腰掛ける。
だが瞳はぎらついたまま花梨から離れない。
そんな中、雅秀は花梨の蕾の中に人差し指と中指を同時に2本差し入れた。
最初はゆっくりと出し入れをして奥まで入れていく。
花梨は口から雅秀の堅くなった雄を離した。
「はあぁぁぁん・・・ああんん」
突然2本埋め込まれて叫ぶように声を張り上げる。
そんな花梨の口を雅秀は容赦なく自らの硬くて脈打つ雄で塞いだ。
「んっ・・んん」
雅秀が2本の指を回すようにして動かすと花梨が鼻にかかる甘い声を洩らした。
雅秀は口元を上げ何度もそこだけを指で突くと、花梨の腰がくねくねと男達の前で振られていく。男達は今にもヨダレを垂らしそうな顔で見入っていた。
光長は既にきつい戒めに耐えるべく両手を握りしめていた。
突然、浴衣の股の辺りを芳生の手が触れた。その手はすぐに浴衣の隙間から中に入り込み戒められている花茎の下の袋に触れる。
「やっ・・・くるしい・・・」
そんところを揉まれたら戒めがさらに食い込む。
光長の雄は完全に起ち上がっていた。
「あなたもショウに参加すればそれを解いてあげます。どうします?あ、でももし5分もたなかったら、またそれをつけてあげましょう」
(冗談じゃない!そんなことができるわけがない。こんなに大勢のおとこの前で花梨や雅秀のように自らの恥ずかしい部分を見せつけるなんてできるわけがない)
雅秀は左右にかぶりを振った。ところが芳生は触れていた手をすぐに引いた。
少し意外に思って光長が芳生を見ると彼は口元を上げた。
「何ですか?あなたのたまった精は私に向けてもらえばそれはそれで楽しいですから。言ったでしょう、時間はまだあるって」
光長は自分の選択肢が間違っていたのかと思って、花梨を見ると花梨は雅秀の雄を自らの蕾に受け入れる前に体を震わせて達していた。辺りにまき散らされた濁った蜜を男達は指で拭って口に運ぶ者さえいた。
(間違ってはいないはず・・・)
光長は改めてそう思っていた。
<「弦月」客間にて5へ続く>
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