あれから月深は一度達していたが続けられる刺激に体はずっと張りつめたままだった。
中途半端に擦られ続ける後ろがじわじわとつらい。
いっそのことこれが優翔のものならいいのに、体温も感じられない棒はただの拷問の道具でしかない。
優翔は月深をイかせた後で疲れたのか横で寝息を立てていた。
ひどい・・・・月深はすやすやと気持ちよさそうに眠る優翔が憎らしい。
足で優翔の股間に触れた。
それだけでもズシリとした優翔の雄のボリュームにドキリと心臓が跳ねる。
早くこれで奥の方までたくさん刺激して欲しい。
けど・・・こんな棒が入っているだけで苦しいのに、こんな質量のものが入るものなのか?
月深はゴクリと唾を飲み込んで足の指で器用に優翔の雄をむき出しにしていく。
ふにゃりとした感触の雄はつま先で何度か触れていると眠っているというのに硬くなっていった。月深は何となくやり返した感じがしてクスリと笑った。
だが動けば動くほど月深に入れられている部分も擦れて刺激された。
「はっ・・・ん・・・あ・・・」
僅かに声を出しながらも優翔の雄を夢中になって足先で擦る。
少し起ち上がった形が卑猥すぎる。
それを観ているだけで感じてしまうなんて・・・
気がつくと月深の雄も
堅くなっていた。
月深は優翔から足を放して少しおとなしくすることにした。
もうこれ以上後ろを刺激したくなかった。
後ろで感じるなんて認めたくもなかった。
「あっ・・・ひっ・・やめっ」
突然後ろを突き上げられて振り向くと優翔が月深の蕾に差し込まれた棒を指先で押していた。いつの間に目覚めたんだろう?
「なぁ、お前すげぇよ・・・何か勝手に動いてるし」
優翔は刺さっているところに顔を近づけるとそこをじっと見つめた。
「見るな・・・ああっ・・くっ」
優翔の顔が近づいただけで月深の体が一層熱くなる。
一度落ち着いたかに見えた雄もすぐに堅く反り返る。
するとまた優翔はそれを握り込んだ。
「やめろっ・・・ああんん」
「いいから、俺にまかせればお前は何回だって天国に行けるぜ」
と自分の雄と併せて握り込んだ。
優翔の堅い雄が月深の雄とぶつかってそれはそれで気持ちいい。
「あっ・・・んん・・ふっ」
そのまま擦りあげられるとまた新たな痺れが背中を駆け抜けた。
「ひいっ・・・んんんあああ」
「いいぜ、なかなか気持ちいいじゃねぇの」
優翔の声も掠れてきた。
月深が動くとと後ろも擦れててまた瞳からポロポロと涙を零した。
「ああっ・・いっくぅぅんん!」
月深が大きな声を出すと同時に月深と優翔の雄から白い飛沫が噴き出した。
<「更待月」月の石19へ続く>
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