3日ぶりに帰ってきたスティーヴンはマラークの体を抱きしめてそのままソファーへ座った。
その花びらのような唇にキスをする。
両手でマラークの頬を掴むと何度も角度を変えながら、口の奥へと舌を伸ばしていく。
マラークがうっとりとソファーに体を預けるとそのままマラークの着ていたシャツのボタンを外しながら、首筋から鎖骨、胸へとキスを落としていった。
「ねぇ、ヘアスタイリストのミシュアルを世話係にしたいんだ」
3日目の晩にマラークの部屋に戻ってきたスティーヴンにいきなりそんなことを言い出した。
「3日も会えずに寂しがっているかと少しは期待したが、お前という奴はもう別の男が欲しいと言い出すか。そんなにここが疼くのか?」
強引にズボンの中に手を入れられて尻を掴まれて、マラークは息を飲んだ。
「うっ・・いやっ・・・」
そのまま人差し指がマラークの蕾へとねじ込まれた。
「ほらっ、こんなに疼いてやがる。淫乱王子様は俺だけじゃご満足いただけないのですか?」
嘲るように一通り中をかき回すと、その指を引き抜いた。
マラークの下着ごとズボンを抜き取られて、白い尻が露わになった。
スティーヴンはその尻に口づけた。
「久しぶりの時ぐらい優しくしてやろうとか考えてたんだが気が変わった。王子様はこういう痛いのが大好きだからな」
ニヤリとスティーヴンが笑った。
強引に開かれた足の間でマラークの雄がビクンと大きさを増した。
それをスティーヴンは人差し指と親指で弾いた。
「あっうっ・・」
マラークがとろんとした瞳をスティーヴンに向けた。
「お前が自分でするところを見せてくれたら、やとってやってもいいぞ」
マラークにとって一番屈辱的なことをさせればと考えたのかスティーヴンは一度離れるとグラスにブランデーを注いで、向かい側のソファーに座った。
マラークはシャツだけ羽織った姿で体を起こしてソファーに座った。
「どうするか・・・しらない・・」
「じゃあ、俺が教えてやるから、言われたとおりのことをすればいい」
楽しそうにグラスを傾けた。
「まずお前の好きな乳首でも弄ってもらおうか」
マラークは自分の乳首を見下ろした。それから右手の人差し指でその先端の小さな粒に触れてみた。数回なぞるとすぐにコロンと塊ができた。それを親指に挟んで摘んでみた。
「ぁっ・・・」
ジンとした甘い痺れが下肢に響く。
「そこ弄ってる間は片足をソファーに立てて乗せろ。なるべくこっちにお前の一番いやらしいところが見えるようにしてるんだ」
だが、マラークは嫌々と首を左右に振った。
「じゃあ、ここまでだな。この話は・・・」
「わかった」
マラークがゆっくりと足を上げるとスティーヴンがブランデーを傾けた。
なるべく足を開かないようにしながら足を乗せた。
だが、多分奥は見えているのだろう。スティーヴンは何も言わない。
続けて放置してあった乳首を見るとツンと先端が尖っていた。
そこを人差し指で潰しながら転がすと体が気持ち良くなっていった。
「もう片方も触ってやらないと可愛そうだぞ」
スティーヴンが鼻で笑う。
マラークは言われたとおりに左手で左の乳首にも触れる。
両手で自分の乳首を摘みながら弄っていると、妙な気分になっていった。
その反応は見事に下に現れている。
ぐんぐんと成長して堅くなった雄がスティーヴンの目の前に晒されていた。
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