スティーヴンは楽しそうに2杯目のブランデーを飲んでいた。
それからどうしたらいいのかと堅くなっている花茎に手を伸ばすと
「そこじゃねぇ!そんなとこ触ったら楽にイけるじゃねぇか。もっとヒクついてる場所を弄ってみろ」
などと言われる。マラークはクッと唇を噛みしめながら既にじんわりと濡れていた雄の先端に人差し指で触れた。
ツッーと透明な糸が雄の指先の間にできた。
その人差し指を奥にある蕾へと寄せた。
「足を開け!」
スティーヴンの声にも緊張の色があった。
マラークはゆっくりと足を開く。
「入れる前に両手でお前の尻の肉を開いてもっと中を見せてみろ」
「んっ・・・」
マラークは屈辱でめずらしく顔が真っ赤になる。
だがスティーヴンは自らの携帯電話を取り出した。
「お前の可愛いところはよーく保存しておかないとな」
などと録画し始めた。
マラークは首を左右に振って開いた足を閉じた。
「そんなのは嫌だ!やめろ!」
「俺は別にいいぞ。お前が嫌ならそれまでの話だ」
スティーヴンは絶対のこの状況を楽しんでいるだけだ。
はじめからミシュアルをマラークの世話係になどする気はないのだ。
そんなことは絶対に嫌だ。
マラークはまた足を開くと自らの尻を開かせてスティーヴンに見せた。
「お~お~、王子様の中はいやらしくヒクヒクしてやがる。いいねぇ~こいつはすげぇ」
録画しながら楽しそうにマラークのいやらしい姿を見つめた。
「早く指を入れてみろ」
マラークは唇を噛みしめながら両手を離して右手の人差し指を蕾の中へ入れた。
ズボリと指先を難なく飲み込んだ。自分の指なのに違和感が下からジワジワと広がっていく。
更に第二関節くらいまで入れてみるともっと奥へと進めたくなった。
目を閉じながらもう少し奥へと入れた。
「はっあっ・・・」
「片手で乳首を触ってろ」
スティーヴンに言われたとおり左指で左の乳首を摘む。
右の指が中で締め付けられるのがわかって、戸惑う。
「んっ・・くううん」
意識せずとも両方の指先が勝手に動き出す。
スティーヴンは相変わらず録画している。
見られていることに余計に興奮した。
こんなの自分じゃない!!
マラークの瞳から涙が流れる。
「上からも下からも涙流して、そんなにいいのか?お前に嫉妬しそうだぜ」
スティーヴンがようやく携帯とクラスをテーブルに置いた。
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