マラークがアビーの頭を撫でていた。
アビーはマラークの雄に夢中で舌を這わせている。
まるで飴でもしゃぶっているようにおいしそうに舐め続けていた。
「ハァ・・イきそう・・・」
マラークの腰が動き出す。
アビーもいつからか自らの雄にも手を回している。
その手を退かしてマラークが掴んだ。
「あっ・・・」
大きく目を見開いてからすぐにまたマラークの雄に夢中になる。
「イってもいい?」
マラークの言葉にアビーがコクコクと頷いた。
「あっ・・いっく・・んんっあっはぁぁ」
「んんんっ・・ぐんんっ」
マラークはアビーの口の中に性を吐き出した。
アビーはそれをきれいに飲み込んでいた。
マラークはアビーの頭を撫でてその唇にキスをした。
自らの性の味が口の中に伝わってくる。
アビーはいつの間にかマラークに覆い被さってきた。
「俺・・・このままじゃ終われない・・・」
うっとりと酔ったような顔でマラークの首筋に口づけた。
「俺もマラークにしてもいい?」
ねっとりと舌を伸ばしてマラークの体を舐め始めた。
「あっ・・だめっ・・・そこっ・・あんっ」
マラークの乳首を何度も何度も舐めてくる。
ツンと尖ったそこはかなり敏感になっていた。
「ここ、感じるんだ」
さっきつけたばかりの赤い痣が余計にアビーを興奮させたのか、夢中で乳首に悪戯を仕掛けてくる。
「ああん・・やぁ・・そこやっ・・」
マラークがくねくねとベッドの上で腰を揺らす。
アビーはもう片方にも吸い付いてきた。
今まで舐めていた乳首には指先で潰したり摘んだりしている。
雄もたった今達したばかりだというのに、また堅く頭をもたげている。
「こっちも興奮してるね」
アビーは足でマラークの雄に触れてわざとらしく弄り回した。
どうしよう気持ちいい・・・
マラークはアビーの手を掴むと自らの尻へと導いた。
「ここ・・」
アビーはマラークの言葉に乳首から顔を上げた。
「いいよ」
今度はマラークの尻に触れた。
ふっくらとした双丘に両手を添えると開いた。
「わぁ・・マラークいやらしいよ・・・ねぇ挿れてくなっちゃったよ」
マラークはベッドに顔を押しつけたまま尻を高く上げたまま頷いた。
アビーが舌先でマラークの蕾を舐める。
ピチャピチャと音をたてながら時々ズズスとすする音がする。
マラークの蕾はヒクヒクと動いた。
「もう、だいぶ柔らかいね。本当にいいかな」
アビーが雄を押しつけようとしている。
「そこまで!アビーそこで座って見ていなさい。お前は主人のものに勝手に手を触れたのだからお仕置きです」
スティーヴンがドアを開いてベッドに近づいてきた。
歩きながらジャケットを脱ぎ捨て、ネクタイを外して、ボタンを外す。
ベッドに来るとスラックスのベルトを外してアビーのそれとは比較にならないほど立派なモノを取り出すと一度マラークの口に押し当てる。
「ちゃんと私に奉仕したら挿れてやる」
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