挿れてほしかったのに焦らされているように、マラークはスティーヴンの雄を口で奉仕していた。まだ完全ではなく、これが完全に堅くなるまで許してくれそうにない。
時折スティーヴンの長い指先がマラークの蕾に触れて指先を小刻みに揺らしてくる。
「ああっ・・・もっ・・ぐふっ・・」
口を離そうとすると頭をグイッと雄に押しつけられた。
アビーは横からその光景を目を離さずにじっと見つめている。
時折ゴクンと唾を飲み込んだ。
「アビーちょっとこっちに来なさい」
スティーヴンはアビーを呼び寄せる。
マラークは懸命にスティーヴンの雄に奉仕している。
「ここをしゃぶってあげなさい」
「はい、ご主人様」
マラークの雄にアビーが口をつけた。
「んぐっふっ・・」
マラークの腰がビクンと動いた。
スティーヴンはマラークの蕾から指を引き抜く。
「そろそろいいだろう。マラーク口を離して」
マラークの口からも雄を離すとマラークの尻の狭間に押しつけた。
アビーは目を見開いて下からそれをじっと見つめる。
マラークは真っ赤になった。
「いや・・見ないで!」
見られているところからジンジンと熱が広がる。
「うっ・・ぐんっ・・・うう」
スティーヴンの雄がマラークの蕾に押し入ってくる。
下からアビーも夢中でマラークの雄をしゃぶる。
前後を同時に攻められてマラークは気持ち良くて腰が揺れた。
スティーヴンはマラークの足を開かせてアビーからよく見えるようにする。
アビーの腰も揺れはじめた。
「もぅ・・だめ・・いっく・・」
マラークがビクンッと体を震わせた。
だがスティーヴンはマラークの雄の根元をギュッと握りしめた。
「アビーもういい。マラークの口にお前のそれを入れなさい」
アビーはとろんとした瞳で酔ったようにスティーヴンに言われたとおりに、自分の雄をマラークの口元へ持ってきた。
突然せき止められてアビーの雄を口元へ差し出されたマラークは大きく瞳を見開いた。
「嫌だ・・ああっ・・・いかせて・・あああ」
イヤイヤと首を横に振る。
アビーの雄がマラークの頬に当たった。
スティーヴンはそんなマラークの顔を片手で押さえた。
「アビー早く!」
アビーが素早くマラークの口に雄を入れる。
「んぐっ・・・んんんんっ」
マラークの瞳から涙がこぼれた。
スティーヴンは息を弾ませながら
「お前にも誰が主人かよくわからせないとならんからな」
と下から思い切り突き上げる。
せり上がってくるような快楽を止められてマラークの腰がガクガクと震えた。
パンパンと肉がぶつかり合うような音が部屋の中に響き渡る。
口からはアビーの雄が更に大きく張りつめている。
「ご主人様・・・おれ・・もう・・ああイくっ・・・」
「マラークの顔にかけろ」
スティーヴンにそう言われてアビーはマラークの口から雄を引き抜くときれいなマラークの顔に白くねっとりとした精液で濡らした。
マラークは自らは解放されないそれを手で拭う。
「いいざまだぜ王子様。どうしたいか言いなさい」
「イ・・かせて・・」
「どうやって?」
スティーヴンは意地悪く口元を上げる。
「離して・・・手を・・」
ステイーヴンは手を離して一度雄を引き抜いた。
「んん・・・中」
「中がなんだ?」
「もっと・・・奥・・してっ」
読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございました。
topイラストを変えました。
天使編なのでマラークとスティーヴンです!!
もっと天使のような子とかごつくて意地悪い攻めが描けたらいいのですが・・・