クチュクチュといやらしい音をたてている。
既にさっきイったばかりの羽根の雄はまたパンパンに硬く張りつめていた。
「挿れるよ」
耳を舐めながらそう囁かれて羽根は唇を噛みしめると、明は一度羽根の中から指を引き抜いた。
「あ・・・」いきなり抜かれた頼りなさからつい声を上げてしまい羽根はまた赤くなった。
そこにゆっくりと明の形の良い雄が入ってくる。
先端の部分か埋め込まれるとあとは比較的スムーズに奥まで入った。
「んっ・・・くん・・」
「うわぁ～やっぱり気持ちいい」
明の声が本当に気持ちよさそうに掠れている。
「羽根の中、俺のにはりついて蠢いて・・・やらしくてすげぇいい」
言葉に出されると恥ずかしいのに、羽根の中は更に締めつけた。
「おあっ・・・きつい・・動くぜ」
と羽根の蕾に納めた雄を一度ギリギリまで引き抜いた。
「あんっ」
それを一気に押し込まれて羽根が声を上げる。
それを数回繰り返しながら明の動きが次第に早められて、小刻みになっていった。
「あん・・やぁ・・・う・・くんん」
律動にあわせて羽根が上げる声はいつからか掠れていた。
それでも止めることができないほど気持ちいい。
羽根は自分の雄にも手を伸ばすと、その手を明に払われた。
「このくらいはしてやらねぇとな」
と明の手の中で扱かれる。
前も後ろも気持ちよくなった羽根は「いくっ」と言うと
明は更に動きを早めていく。
「ああっっだめっ！！」
羽根が叫ぶような声を上げると同時に羽根の中の明が弾けた。
明の手の中の羽根も2回目の絶頂を迎えた。
「あっああああああ」
大きな声を上げながら明の背中にただしがみつく羽根に明は埋め込んだ楔をグイグイと動かした。
なんでもいいけどすごく気持ちいい。どうしよう・・・たまらないかも
羽根は不覚にもそんなことを考えながら明の首に両腕を回す。
明は羽根の唇を塞ぐとその口の中で舌を絡めていた。
やべぇ・・本気になっちまったかもしれねぇ・・・
羽根の唇を貪りながら自らのミスに気づいた。
本気で好きになったら負けじゃねぇの・・・
＜「恋占い」ダーツバーにて9へ続く＞
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