「どうしたの?もっと気持ちよさそうに啼けばいいのに」
※ここからは18歳以上の方のみどうぞ
[0回]
今までとは人格が変わってしまったように、翔太は光長に意地悪い言葉を吐く。
「うっ・・ああっ・・」
少し前までは甘い恋人同士のように語り合っていたはずなのに、何が気に触ったんだろう?
光長の蕾に触れてからの翔太はおかしい。
翔太の指先は光長の蕾の中で動かされていた。最初は1本だった指が今は2本になって、わざと奥まで回しながら出し入れする行為は光長を追い詰めた。
唇を噛みしめて声を殺しているとそう言われた。
「乱暴な方か感じるのかな?」
翔太の指先が激しく蠢き始めた。
「あっ・・やっ・・めっ」
「嫌じゃないね。だって君の中が俺にもっと欲しいって締めつけてくるよ」
翔太は意地の悪い笑顔を向けた。
「とうしようかな?別のものとか入れてみる?」
そう言いながら辺りを見渡す翔太に光長は激しく首を左右に振った。
「おねがい・・それは・・いやっ」
「じゃあ俺の言うこと聞いてくれる?」
何かを思いついたのか翔太の口元が歪んだ。
ふと光長の中で雅秀と重なる。
「そうだな・・・自分で俺のに挿れてみてよ。俺に跨ってさ騎乗位っていうやつさ。俺の上で自分で動きながら啼いてみてよ」
「なっ・・」
「それとも何か別のもの・・・」
翔太の言葉に光長はかぶりを振った。
「わかった。跨るよ」
光長の言葉に翔太は微笑みながら光長の髪を撫でた。
そのまままた柔らかな口づけをする。
自然に体勢が入れ替わり、翔太が仰向けに寝る。光長は翔太の体を眺めながらゆっくりとその体の上に移動した。
躊躇いながら翔太の上に足を開いて跨ると雄が翔太の腹に触れた。
「男って違うんだね」
翔太がそれをじっと見つめている。光長は頬を赤くして俯いた。
「早く」
翔太が下から体を揺すった。
光長はハッとして腰を翔太の楔の上にして翔太の楔に触れた。
熱く火傷しそうなそれに触れただけで体の奥から何かが沸き上がってくる。
これが翔太の言う男を知っているということなのだろうか・・・自らの蕾を指先で確認するとそこが既に柔らかくなっていることに気がついた。
「あっ・・」
「どう?気づいた?きみのそこが男を喜ばせる器だってことに・・・」
翔太の言葉に光長は唇をかみしめた。だが手にした楔を自らの蕾の入り口にあてた。
「んっ・・」
ごくんと唾を飲み込むと背中に冷たい汗が流れる。やはり自分から貫くにはかなりの意気込みが必要だった。翔太の雄を持った手が震えている。おかげで自分の蕾の位置からずれてしまう。
「だめ・・・」
光長が仰向けになったまま見つめている翔太に小さく呟くと翔太は口元を上げた。
「それじゃあここでやめる?」
<「弦月」翔太の部屋にて6へ続く>
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