月余の尾がスルリと離れると光長は突然欲望の白い蜜を飛ばした。
月余は飛ばされた雄の先端に細い尾の先をねじ込む。
「ひっ・・んんん」
光長は達したばかりなのにすごい刺激を受けて雅秀が埋まっている蕾をきゅうきゅうと締めつけた。
「はっ・・・ばっ・・おまっ・・」
必死に中で我慢していた雅秀はその刺激に何とか持ちこたえようと必死だった。
まだ諦めた訳ではないらしい。だが芳生の尾はそんな雅秀の蕾にさえも悪戯をしかけていく。
「私があなたに挿れられる日が来るとは・・・」含み笑いをして何度も蕾の入口をつついた。
「・・・っ・・・」
雅秀の顔が強ばっている。額に汗が浮かんでいる。
月余と芳生の手はそれぞれ光長と雅秀の皮膚を這うように撫でている。
雅秀が光長から体を離そうと必死な中、雅秀の上半身が離れたのをいいことにツンと尖った光長の乳首に月余が吸い付いた。赤くいやらしい乳輪がぷっくりと膨らんでいる。
もう片方にも芳生が歯を立てて甘噛みすると光長は背を撓らせて蕾を締めつけた。
「くっ・・・よせ・・・」雅秀は必死に我慢をしているらしい。
蛇の尾の様になってしまった部分はどうなっているのか光長にはわからない。
ところが光長の中に入っていた雅秀の尾の中から硬い棒状のものが突きだしてきた。
「・・・っあ・・ん・・」
光長の中をそれが掻き回していく。光長は短く声を洩らした。
「いよいよですか」光長の赤くぷっくりとした胸の尖りを長い舌でザラリと舐め上げながら月余が含み笑いを零す。
「ひっ・・んっ」光長の中の雅秀が奥の方まで突き上げてくると光長は悲鳴のように大きな声を上げる。すると月余は光長の中途半端に硬くなり始めている雄に指先を絡めて扱き始めた。
「ああ・・いやぁぁぁ」光長が体を揺すりながら暴れ出す。あまりの感覚におかしくなりそうだった。芳生は雅秀の蕾の中を尾で貪っている。光長の中に入れられている雅秀の尾から何かが出ているそこからまた細かい触手の様な突起が現れた。
「ひゃんんんん」光長は味わって事もないような刺激にビクビクと体を痙攣させながらまた達していた。それでも中では味わったこともないようなものが光長を貪っている。
その瞬間雅秀は光長に挿れていた尾を引き抜く。緑色の液体が3人の体の植えにばらまかれた。
これが不老不死になるための液体なのかと呆然と光長か見つめているが次第に視界がぼやけてくる。瞼が完全に落ちたと同時に光長の意識は途絶えた。
<「弦月」満開の桜の木の下で1へ続く>
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