あっという間に1日目が終わった。あれから雅秀は一度も光長には触れてはこなかった。
※ここからは18歳以上の方のみどうぞ
[1回]
それどころか何もなかったように真面目に仕事に取り組んでいた。
予想以上に雅秀は優秀な男だったらしい。
それから同僚や先輩、後輩からも人望が厚いようだ。
容姿も良いので女性社員からも熱い視線を送られていた。
彼はあれで色々と得をしているのだということを光長は知った。
光長は帰りにコンビニで缶ビールを買って部屋に戻るとそれを冷蔵庫に入れてから、まずはジャワーを浴びた。
裸のままバスローブを纏って冷蔵庫からビールとコンビニで買った弁当を持ってソファーに座った。
ビールを片手にテレビをつけてようやくホッと一息ついた。
初日で緊張したせいか、ビール一本で眠気が襲ってきたので光長はそのままベッドに潜り込んだ。
突然、男のゴツゴツした手が光長の口を塞いだ。
同時にその体をうつ伏せに押さえつけられている。
光長は振り返ることも許されず。かろうじて動いた左手が横を探ると木刀が手に触れた。
なぜ押さえつけられているのが冷たい木の床で木刀が近くにあるのかよくわからないが、とりあえずその木刀を握ると押さえ込んだ男に対して構えた。
しかし、その男は光長よりも一回り大きく簡単にその腕はねじ上げられた。
腰の紐をスルリと抜かれて両腕を頭の上でギュウギュウに縛られた。
そして男の顔が近づいて光長はハッとした。
「雅秀・・・・」
なぜか雅秀は侍のように着物と袴を身につけている。
そういえば自分も紐をとして袴を脱がされていた。
雅秀は光長の着物もはぎ取ると褌一本だけにされていた。
(褌?!)
「これが好きなら、お前にやるからたっぷりと味わうんだな」
雅秀は光長から取り上げた木刀を持っている。
(殺される!!)
咄嗟に光長はバタバタと足で抵抗すると雅秀は光長の足の方を向いて背中に馬乗りになった。
バタバタと動いても足は雅秀に届かないと気づいた光長はおとなしくなった。
そこに褌の絞めている尻の狭間に木刀の先で褌を外している。
褌が簡単に緩むと片手でそれを取り除く気配がした。
同時に何かぬめっとした感触が狭間の奥の秘められ窄まりを濡らした。
「ひゃっ!何を?!」
驚いて顔を上げた光長はそのヒヤリと湿ったものが雅秀の舌だと気づいた。
あまりの驚きで体を横に揺すると馬乗りになった雅秀はその足に力を入れて光長は動けなくなった。ぴちゃぴちゃとわざと音をたてるように光長の蕾を舐める。
一体どうしてそんなことをするのかわからずに必死で目を閉じてやり過ごそうとする光長は次第にそこから妙な感覚が生まれてくることに気がついた。
自分の体で押さえつけられている前が異様に熱を持ち始めている。
「んぁっ・・・くっ・・・」
そんなところを舐められた上にまさか自分がそれに反応し始めていることなど絶対に認めたくはないと思ったが、思わず洩らした声の甘さに自分自身が一番驚いていた。
<「弦月」ベッドにて2へ続く>
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web拍手をありがとうございます。
昨日はJ庭に友人に会いに行きました。
楽しかったし、すごく勉強をさせていただきました(感謝(*^_^*)
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