「桔梗、いきなりのことでびっくりしたね」
楓は桔梗に右手を差し出した。
桔梗は起き上がるとゆっくりと差し出された楓の手を取る。
※ここからは18歳以上の方のみどうぞ
[0回]
同時にその手を引かれて桔梗は楓の腕の中にすっぽりと収まってしまった。
「楓姉さん?えっ・・やっ・・・えっ・・・」
楓は桔梗を抱き寄せると着ていた赤い着物のさんじゃくを解いた。
ハラリと着物が開くとまだ未熟な桔梗の白い胸が露わになった。
楓はその首筋に口づけながら鎖骨まで唇を這わせていく。
驚いた桔梗はしきりに着物をかき合わせようとするがその手首を強く掴まれて頭の上に両手を押さえつけられてしまった。
「はっ・・・あっ・・・」
楓が桔梗の胸の乳首に吸い付くとムズムズして声を出してしまった。
初めて味わう変な感覚が桔梗を襲った。
楓は飾りのような小さい桔梗の乳首を舌先で転がしたり、何度も吸い付いていた。次第にそこが赤くプクンとなってきくると桔梗もジンジンと変な感覚がうまれてきていた。
片方だけがツンと芯を持って尖ってしまい、少し触れられただけで痛いような感じがした。
別の一方は触れられてもいないがツンと起ち上がっている。
「もう・・そこ・・いや・・」
桔梗が楓に瞳で訴えるが楓は無視をして同じところばかりを舌で転がしたり歯で甘噛みしたりしていた。
桔梗は自分の雄が変化してきたことを楓に気づかれたくなくて堅く足を閉じた。
ところが楓はそれに気づいて閉じた股の隙間に指先を伸ばしてきた。
「だめ、やっ・・お願い」
桔梗は恥ずかしいところを楓に知られたくなくて必死に首を左右に振った。
「良い子だ私がもっと良くしてあげるから足を開きな」
「やっ、だめっ」
「頑固だな」
楓でため息混じりに自分の膝を使って桔梗の足を割ってきた。
「あんっ・・」
「ほう・・・」
膝を使って楓が桔梗の中心を擦りあげる。
それが桔梗を更に刺激していく。
もう一度赤くなった胸の尖りに吸い付かれただけで下肢がビクンと動いた。
「良い感度だ」
楓か口元を上げた。
「楓姉さん、もうやめてください」
桔梗が楓の瞳を見上げると楓の顔が近づいて来た。
瞳を閉じるとその唇に楓の柔らかい唇が落とされる。
今までさんざん桔梗の乳首を刺激していたその舌が今度は桔梗の口の中に入ってきて同じように追い詰めてくる。
上顎やのど元まで舌で触れられて桔梗はすっかりおとなしくなった。
同時に楓の膝は桔梗の股間のものにしきりに触れている。
「・・くっ・・ん・・」
塞がれた唇の隙間から飲みきれなかった唾液が流れても楓の口は離れなかった。
何度も頭の角度を変えて深くまで口の中を犯されていくと、楓の唇が離れたときには桔梗はぐったりとしてその体を畳の上に投げ出していた。
「今日はこのくらいにしとくか」
楓はそう言って立ち上がると
「湯浴みの用意を、ちょっと酔いを覚ましたい」
呆然と開いた着物のまま横たわっていた桔梗がはっとして起き上がり、着物の前をあわせるとさんじゃくを巻き始めた。
不器用に巻くその仕草に楓が見かねて手伝おうと手を伸ばすと、桔梗はビクンと体を硬くした。
「とって食ったりしないから安心しろ」
楓が苦笑するが桔梗は頑なに自分でさんじゃくを巻いていた。
楓は先に部屋を出て行くと桔梗はその場にへなへなと座り込んでしまった。
あこがれの楓にあんな風に口づけられて、自らの興奮が治まらない。
桔梗は首を振って一生懸命頭の中を空っぽにしていた。
<「桔梗」3へ続く>
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