「なぁ、もっと良い顔しろよ」
雅秀は光長のスラックスを下着毎ひざのあたりまで下ろして尻を出すとその割れ目にシャツのポケットから抜き去った万年筆の先をあてた。
※ここからは１８歳以上の方のみどうぞ
[1回]
ヒヤリと一瞬冷たいものがあたってビクンと体が震える。
雅秀はわざと光長の顔を覗き込んできた。
光長はそんな雅秀の顔を睨みつけるのがせめてもの抵抗だった。
するとあてた万年筆をグイッと少し奥まで押し込まれる。
それからクリクリと回し始めた。
冷たさは最初だけだったが違和感だけは残っている。
「あっ」
動かされた先がある一点に触れると自分でも信じられないほど甘い声が漏れる。
「やっ・・ああんん」
その声に雅秀は面白がって同じところを何度も突いてきた。
後ろを弄られただけでなぜか体が熱くなり前が反応し始める。
光長はそれを雅秀に気づかれまいと必死に足を縮めていた。
だがそうすると尻が突きだす格好になってしまう。
「たのむ・・やめ・・てくれ」
必死に絞り出すとやっと雅秀は万年筆の先を抜いた。
「お前って後ろだけでいけんじゃねぇの？」
耳元で意地悪くそう囁いた雅秀に再び背筋からゾワゾワとした感覚が沸き起こってきた。
雅秀の手には信じられないものが握られている。
（なぜ今そんなものを持っているんだ？）
光長の瞳が驚いて見開かれると雅秀は楽しそうにそれを光長の蕾にあてた。
「小田さんから渡されたんだよ」
その一言でこれも全て仕組まれていたことなのかと光長は愕然とした。
雅秀の持っていたのはバイブだった。丸い球状のもの先にコードがあり電源があった。
またどこから出てきたのか、オイルを取り出すと光長の尻に垂らす。
とろりと流れ出したオイルを片手でマッサージするように割れ目へとすり込まれると自分でも秘められている箇所がヒクヒクと動いているのがわかった。
それを見られたくなくて縮めた足の先で隠そうとするが簡単に退かされる。
「んだよ、そんなにひくつかせながら今更・・すぐにやるから」
雅秀はオイルを塗っている間横に置いてあったバイブを手に取るとその球状の部分を光長のひくついた蕾にあてる。
＜「弦月」商家にて4へ続く＞
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